広告宣伝活動をしていくにあたり、InstagramやTwitter、LINE等のSNSを活用したプロモーションを行う企業が年々、増加しています。この背景には、消費者がテレビや新聞といった従来、マスメディアと呼ばれていたものに時間を費やしていたものからスマートフォンの画面より情報を回収しているが増加し、特にはSNSをチェックしている時間が増えているからと言われています。
それでは、現在の日本でどれくらいの人がSNSを使用しているのでしょうか。

ICT総研の「2017年度SNS利用動向に関する調査」によれば、日本国内のSNSユーザーは年々、増加し2013年末では約5,500万人だったのが、2019年末には7,700万人に到達するとされています。その利用率にいたっても2013年末では56.4％だったものが、2019年末には76.7％になるとのことです。現在の国内の総人口が1億2,700万人から考えても2人に1人以上の人がSNSを利用している計算になります。総人口は赤ちゃんから高齢者まで全部含んでの人口なので、消費を普段からしている年代に絞って考えてみるとほとんどの人々がSNSと接触して生活をしているということになるのです。

更に、SNSで重要視しなければいけないのが、その高い利用率に加えて、シェアをしていくことでの情報拡散力です。マスコミ4媒体と言われていたテレビ、新聞、雑誌、ラジオにはない機能となり、大きな特徴の一つです。SNS利用者の目に留まった情報であれば、すぐにシェアされ、一気に情報拡散されます。いい内容であれば、とても大きな波及効果を生み、有効な宣伝活動を行っていくことも期待できます。
SNS内で発信される企業の商品、サービスの投稿内容をマスコミやネットメディアが取り上げ、それを見たユーザー達がまた、それをSNS上で話題にするという循環が生まれ、情報はドンドン拡散されていくのです。

このように、今後のマーケティング活動にSNSは切っても切れないものになっていくことはお分かりいただけると思います。
いち早く、SNSを活用したマーケティング活動を社内に取り入れて、より効率的で有効な広告宣伝活動を実施していきたいものです。